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アンチ気質

賀茂鶴の感想

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コメント

1. 無題

趣味の押し付けになってしまいました。
賀茂鶴で肉焼いたら美味しいのかな。

ただいまコメントを受けつけておりません。

賀茂鶴の感想






またしても、かの有名なまこっち様からお酒を賜った。ありがたや。

ところで、このまこっちと書いてある紙。
これってデパートのサービスカウンターとかで書いて係の人に渡すやつだと思うんだけど、
そこで堂々と「まこっち」と書く度胸が凄いよね。真似できない。

度胸といえば、お酒の強さでその人の度量を測るという、よく分からない慣習が蔓延っていた時代があったらしい。今もか?
すぐ酔っ払う人は信用できないみたいな。
いくら飲んでも潰れないと「あいつは大物になるぞ・・・!」みたいな。
なんなんでしょうか。

お酒に強いってことは肝臓が強いのだろうけど、肝臓と度量に関係はあるのだろうか。
あるのかもしれない。度胸がある人のことを、肝っ玉が大きいと言うしね。
肝臓が弱いと、ちょっとしたことで身体に不調が出てしまうから、生活習慣や食べ物に気を使わざるを得ず、神経質な性格になってしまうとか、そういうことだろうか。
それとも、肝を冷やすという言葉の通り、びびったときに肝臓のあたりがぞわーっとなるから、動揺しない人のことを肝が据わっていると言っているだけかな。

どちらにしても、度胸があるということは酒豪に違いないまこっち様が送ってくれたお酒がこちらです。


 


純米大吟醸 賀茂鶴

オーラがあります。威圧感のある佇まいです。さすが純米大吟醸です。
正直、大吟醸って何なのか分かっていなかったし、今までだいこんじょうって読んでました。
大吟醸はじめて飲みます。しかも純米です。すごいです。

ちゃんと桐の箱に入ってました。

















KAMOTSURU! SAKE! YEAH!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!







すごいです。「限定」って書いてあります。  ただの賀茂鶴じゃないです。
ググっても、ノーマル賀茂鶴はいっぱい出てきますが、この賀茂鶴は出てきませんでした。
実はとてもレアな品なのでは。
飲むのが勿体ない!><


でも飲みまーす。










おっと!mogsa選手!

ここで恒例の食器自慢コーナーに入った!


皆さんご存知のように、僕には食器を集める習性があります。
食器といっても皿やフォークなどではなく、コップばかりですね。
今日はそのうちのいくつかを紹介したいと思います。

まず上に貼った徳利ですが、これは長野県の白馬村で買ったものです。
最近、地震で家屋がめちゃくちゃ倒壊してたところです。
白馬村自体にはマクドナルドと足湯の印象しかありませんが、この徳利を買えたのは良かった。
もう在庫がなくて、見本として飾ってあるやつを売ってくれーと頼んで買いました。
色違いのやつは沢山あったのですが、どうしてもこの色が良かった。
今見ても良い色合いだと思います。といっても、画像ではほとんど見えませんね。
「なんか全体的に画像暗くない?」と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、わざとです。
「日本家屋は品のない灯りを点けたりはしない」という某ゲームの台詞の影響から、
日本の物=薄暗い という固定観念が僕の中にあり、今回は日本酒の記事なので全体的に薄暗いです。
嘘です。本当はただの格好つけです。大体暗い方が格好いいというあれです。
暗い方が格好いいのは和の物に特有のことではないと証明してみせましょう。







ほら格好いい。
これは、ホテルの部屋に置いてあったコーヒーカップです。
パクってきたんじゃないです。買いました。
フロントで「マグカップ買いたいんですけど」と言ったら「は?」って顔をされたけど、売ってくれました。
これもどうしても欲しかった。チェックインした日から惚れていました。
こんなシンプルな、どこにでもありそうなカップに惹きつけられるのはなぜなのか。
一つ言えるのは、やはり色合いが良いということです。
僕は二色で構成されたデザインが好きなんです。
じゃあ相性の良い二色が使われたカップなら何でもいいのか?というとそうではない。
コーヒーカップに求められるのは、コーヒーを入れたときの色合いなのです。
このカップは、コーヒーブラウン色の文字と、ダマになったミルクのような白の二色で構成されている。
なので、コーヒーを注いでも二色構成が崩れないのです。
もし茶色地に白の文字だったとしても好きになっていたかもしれません。
が、その場合だとコーヒーの茶色とカップの茶色が隣り合ってしまうので、やはり今のままの方が良いですね。
あと、形も良い。底から縁へと向かうこの傾斜角。飲みやすい角度です。
このカップにかえてから明らかにコーヒーを消費する速度がはやくなりました。


こんな調子でほいほいコップを買ってしまうので、中には使わなくなってしまったコップもあります。
しかし、現役を退いたコップも思わぬ形で役に立つことがあるのです。







これ。元々はパフェ用のコップです。
コップとして使ったのは一度だけですが、あることに物凄く重宝しています。

それは虫の捕獲です。
ほら、蜘蛛とかが壁にいる時って、そのまま殺虫剤を噴きつけるとどっか行っちゃったりするじゃないですか。
直接ティッシュで押し潰せればいいんですが、蜘蛛が動き続けているとなかなかね。
ティッシュのような点での攻撃だと、仕留め損なうリスクが発生する。
それではいけない。確実に殺さなくては眠れない。
そこで、このコップです。
こいつを壁にいる蜘蛛にカパッとかぶせる。
そして、コップの奥の方に入ってくるのを待つ。
入ってきたら、そこに殺虫剤を噴きつける。完璧。壁も汚れない。
コップの奥へ進むことを蜘蛛の自主性に任せているところが欠点といえば欠点ですね。
蜘蛛のご協力のもと蜘蛛を殺しています。









よし。







いい加減、日本酒と向き合おう。


なぜ延々と関係のない話をしてきたのかというと、日本酒の繊細な味の違いを感じ取る能力がないからです。
味について語れないから、それ以外のことで引き延ばそうという魂胆だったのです。
ここを書いている時点では、まだ日本酒を飲んでいませんが、恐らくそんなに語れないでしょう。上に貼った画像の徳利から出ている液体はただの水です。

まこっち様から「ブログ楽しみにしてます」との勅を頂いた以上、唎酒師に劣るとも勝らない感想文を提出しなくてはならない。
ところが俺には日本酒の味も分からなければ知識もない。


一つだけ、日本酒について感銘を受けたというか、なるほどなと思った言葉があります。

まずい日本酒ってボンドみたいだよね

これ。俺にはこれしかない。この言葉を足掛かりに語っていくしかない。


ちなみに「お前ボンド飲んだことあんのかよ」というお約束のツッコミに対して、
発言者は「封印したはずの小学校の時の苦い思い出を呼び覚ますので止めてほしい」と言っています。
いじめられていたのだろうか。

俺はボンドを飲んだことはありませんが、まずい日本酒がボンドっぽいってのは凄く分かるんです。
なんなんでしょうねあれ。

しかし、賀茂鶴はボンドの味がするはずがない。
だって純米大吟醸だから! 限定品だから!
オバマも飲んだってグーグル先生が言ってたから!
今まで飲んできた日本酒とは全然違うんだ!
なんか語れる気がしてきた!
飲むぞ!











今度こそ水じゃなくて賀茂鶴です。
まず匂いがすごい。
なんだろう。

巨峰の皮みたいな匂いがします。

表現が悪いけど、芳醇な香りってことなんだと思います・・・!



それでは頂きます。












これが日本酒か。

今まで飲んできたボンドのような液体はこういうのを目指していたんだな。
確かに、これは少しでもバランスを崩せばボンドに成り下がる味だ。

高い日本酒を飲んだのは初めてだから、これが甘いのか辛いのか、すっきりしているのかまろやかなのかは分からない。  
この味を表現するとしたら……

やっぱり巨峰っぽい。

表現が良くないけど、これが芳醇ってことなんだと思います・・・!(2回目)

もちろん、巨峰そのものの味ではない。
なんとなくそういう系の濃縮された風味が鼻に抜ける感じがある。
お米がこんな味になるとはね。不思議なもんだ。

飲み方としては、常温で飲んでいます。
この季節だから、熱燗で飲もうかなーとも思いましたが、温めなくて良かったと思います。
蔵元のサイトでも純米大吟醸は常温か冷で飲むことを推奨しているようです。
これは温めてはいけない味。やっぱりフルーツっぽいというか。 

せや。お米がフルーツになったのがこのお酒なんや。


これは・・・!? これは我ながら良い表現が出たんじゃないかな!




しかしあれですな。
高い日本酒は美味しいからすぐになくなってしまうだろうと思っていましたが、むしろ逆でした。
こうも気品のある味だと、少しずつしか飲めない。
ゴクゴク飲んでいる画像を貼ってしまいましたが、チビチビ飲みながら書いています。
安い日本酒ばかり飲んでいた俺にとっては新しい体験でした。
贈ってくれたまこっち様に今一度感謝致します。






<おまけ:なぜマズい日本酒はボンドの味がするのだろうか>


高い日本酒と安い日本酒はどう違うのか。
高いから美味い、安いから不味いということもないのだろうが、大体そういう傾向があるだろうと考える。

今回飲ませて頂いたのは純米大吟醸という最高級の部類のものである。
まず純米と付くのと付かないのでは何が違うのか。
どうやら純米と付かない日本酒には醸造アルコールというのが混ざっているらしい。
なら、醸造アルコールがボンド味の正体なのか? と思ったが、醸造アルコールとは要するに濃い焼酎だそうで。
焼酎は全くボンド味がしないので、これは違うだろう。

次、大吟醸とそれ以外では何が違うのか。
これは精米歩合の違い。大吟醸はめっちゃ米の外側を削って雑味を削いでるよーってことらしい。
では米の雑味がボンド味の正体なのか? どうだろう。

そもそもボンド自体は何で出来ているのか。
ボンドにも色々な種類があるが、学校などによくある木工用ボンドの成分を調べると、酢酸ビニルというものだそうだ。
ボンドの酸っぱい臭いは酢酸によるものだったのだ。

日本酒と酢酸に何か関係があるだろうかと思って調べてみると、日本酒の芳香成分の一つに酢酸イソアミルなるものがあることが分かった。
こいつか?  こいつがボンド味を醸し出しているのか!?

酢酸イソアミルでググると、バナナの香りがすると出てくる。
バナナと言われるとそんな風にも思えてくる。
こいつがうまく作用するとフルーティで芳醇なものになり、下手を打つとボンド化するのかもしれない。

結論:わからない
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1. 無題

趣味の押し付けになってしまいました。
賀茂鶴で肉焼いたら美味しいのかな。

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